スイスの思い出-2005 vol.2
先日、スイスでお世話になったマダムからメールが届きました。
日本と同様、今年のチューリッヒは暖かいらしく、雪も少ないし春に咲く、ゆきのはな(スノードロップ)がもうお目見えしているとのこと。
私がチューリッヒに行った冬は確かに寒かった。そして、そのとき連れて行ってくれた、チューリッヒから電車でさらに1時間くらいの、スキー場の麓にある田舎町は雪もたっぷりでした。
その町に行ったのは、ある人に会いに行くため。初めてお会いする、おいしいものをいろいろ知っていそうなお腹をしたそのおじさんは、ここは南かと思うくらい陽気な人で、自分の工場でディッシュクロスが作られる様子を迷路のように動き回り、隅から隅まで丁寧に案内してくれたのでした。
その後、おじさんは残念ながら仕事があるけれど、おすすめのお店に電話しておいたので、せっかく来たのだからチーズフォンデュを食べて行くといい、と言ってくれました。
そこで、マダムと2人でさらに坂道をのぼってレストランへ。途中、豚も雪に埋もれてました。
本物のチーズフォンデュは、ワインがしっかり効いていました。もうお昼というよりおやつに近い時間だったので、お腹はペコペコでパンをおかわりしてまで食べ続けたのでした。
そして、電車に乗る前に駅の前に会った地元のパン屋さんで、お土産にと、マダムがこの地方の伝統的なお菓子を買ってくれました。
思いがけずスイスの田舎でのんびり過ごした一日でした。
by emioohara
| 2007-02-21 19:58
| un jour