ジム・ボタンの冒険
図書館の児童図書コーナーを眺めていたとき、中学生の時に毎日図書館に行っては少しずつ読み進めたミヒャエル エンデの『モモ』が目にとまりました。好きだったし映画も見たはずなのに、”モモ”と”時間どろぼう”がでてくること、そして読んだ後にじわじわと心に広がる温かい気持と何かを考えさせられる、という印象しか残っていない。
なので、久しぶりに読んでみようと思って手を伸ばすと、その周りはその他のミヒャエル エンデの作品が。読みたかった『はてしない物語』も。
そこで今回は、読んだことのない本から。選んだのは、エンデの初めての作品『ジム・ボタンの機関車大旅行』。
どうしてこんな人物や物語が思いつくのだろう?大人が自由な発想ができない訳ではないけれど、自分で考えると、子供の頃より明らかに頭の中の自由な国は狭くなっている。
寝る前に読むと、そのまま楽しい夢が見られそうな物語。実在するのなら、特に行ってみたいのはマンダラ国!
この本には続きがあり、タイトルは『ジム・ボタンと13人の海賊』。ジム・ボタンたちが新たな冒険に出掛け、そして前作で分からなかった秘密が明かされるのです。
今これを読んでいるところ。また新たに想像のできない登場人物に出会っています。
by emioohara
| 2007-02-27 19:17
| hon