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 図書館の児童図書コーナーを眺めていたとき、中学生の時に毎日図書館に行っては少しずつ読み進めたミヒャエル エンデの『モモ』が目にとまりました。好きだったし映画も見たはずなのに、”モモ”と”時間どろぼう”がでてくること、そして読んだ後にじわじわと心に広がる温かい気持と何かを考えさせられる、という印象しか残っていない。

 なので、久しぶりに読んでみようと思って手を伸ばすと、その周りはその他のミヒャエル エンデの作品が。読みたかった『はてしない物語』も。
 そこで今回は、読んだことのない本から。選んだのは、エンデの初めての作品『ジム・ボタンの機関車大旅行』。

 どうしてこんな人物や物語が思いつくのだろう?大人が自由な発想ができない訳ではないけれど、自分で考えると、子供の頃より明らかに頭の中の自由な国は狭くなっている。
 
 寝る前に読むと、そのまま楽しい夢が見られそうな物語。実在するのなら、特に行ってみたいのはマンダラ国!

 この本には続きがあり、タイトルは『ジム・ボタンと13人の海賊』。ジム・ボタンたちが新たな冒険に出掛け、そして前作で分からなかった秘密が明かされるのです。

今これを読んでいるところ。また新たに想像のできない登場人物に出会っています。

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by emioohara | 2007-02-27 19:17 | hon
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 2、3日前に家族と電話をしていたときに、先日送ってくれた家の畑でできた野菜や、親戚の作ったお米がおいしかったと言っていたら、この時期は畑に何もないけど、お米はまだまだあるから送ってくれるとのこと。

 野菜の話は続き、私が、買い物をいつも同じスーパーでしていると、選ぶ野菜が決まってきてしまうから時々つまらなくなる、と言ってみたり、家族がふきのとうも早く買わないともう終わっちゃうと言うのを聞いて、もうそんな時期なのかと実感してみたり。

 そうしたら、昨日留守番電話に「野菜を送ったから買わないように」とのメッセージ。聞くと、青空市に野菜がいろいろ揃っていたから送ってくれたそう。

 そして、夕方届いた段ボール。開けると、どんどん出てくる20種類近くの野菜! 葉ものの他に、菜の花、ふきのとう、ゆず、金柑・・・。

 嬉しい!これはすごい。なんでも作れる。贅沢に野菜が使える、と思ってすぐに冷蔵庫にあった大根をスティックにして、マヨネーズ、ハーブソルト、胡椒をディップにして夕方のおやつ開始。

 届いたと電話をしたときの話から、ふきのとうはみょうがのようにお味噌汁へ、大根はゆずと一緒にお漬け物にすることに決まり。金柑はジャムに挑戦しようかと思ったけど、そのままでおいしいので、このまま食べ続けてなくなりそう。

 お鍋で一度にいろんな野菜を使おうか、こまごまと使い分けようか、今はまだわくわくしているのであまり集中して考えられない。

 そして明日はお米が届く。楽しい続き。

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by emioohara | 2007-02-23 21:28 | tabemono
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 食材は、週末に車でスーパーに行ってまとめ買いして、足りなくなった牛乳や野菜を週の中頃に自転車で買い足しに、というのがこのところ定着しているパターン。
 なのに、何をどうしたのか分からないけれど、昨日でメインの肉や魚がなくなった。なので、とりあえず週末までの2日間分を買いにお昼ご飯を食べずに買い物へ。

 お昼ご飯はうどんを食べようと決めていたし、おやつには柑橘類を買おうと決めて行ったので、お昼は食べてなくても余計なものを買う気はせず。スーパーに着いてからも、みかんをどれにしようかとちょっと迷ったぐらいで、いよかんに決めてからは必要なものだけを黙々とカゴに集める。自分を試すかのように、焼きたてパンコーナーやお菓子コーナーを見に行くも、冷静。

 これは意思が固い!と自分に感心したので、ついでに最近見てない菓子パンコーナーもぐるりと回る。

 久しぶりの菓子パンコーナーで、とうとうひとつカゴに入れてしまった。それはヤマザキのランチパックのキナコモチ。
 ランチパックと言えば、ピーナッツクリームが時々気になるけど、キナコモチは知らない。よく見てみると、京都のおたべの求肥ときなこクリームがパンに入ってるとのこと。
 求肥もきな粉もパンも好きだけど、一緒にするなんて!というある種の感動を覚えたのです。

 きっと甘いだろうから、お昼のようなおやつのような感じで食べようと思っていたのに、お昼ご飯を食べる前に味見。求肥がとろとろしている、と思いながら全部食べてしまった。

 世の中、いろんな新しいものが次々と出てくるけれど、チロルチョコ、そして菓子パンの生み出す、一度は食べてみたくなる斬新な味や食感の組み合わせには、いつも感心するばかり。

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by emioohara | 2007-02-22 15:20 | tabemono
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 先日、スイスでお世話になったマダムからメールが届きました。
 日本と同様、今年のチューリッヒは暖かいらしく、雪も少ないし春に咲く、ゆきのはな(スノードロップ)がもうお目見えしているとのこと。

 私がチューリッヒに行った冬は確かに寒かった。そして、そのとき連れて行ってくれた、チューリッヒから電車でさらに1時間くらいの、スキー場の麓にある田舎町は雪もたっぷりでした。



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 その町に行ったのは、ある人に会いに行くため。初めてお会いする、おいしいものをいろいろ知っていそうなお腹をしたそのおじさんは、ここは南かと思うくらい陽気な人で、自分の工場でディッシュクロスが作られる様子を迷路のように動き回り、隅から隅まで丁寧に案内してくれたのでした。
 
 その後、おじさんは残念ながら仕事があるけれど、おすすめのお店に電話しておいたので、せっかく来たのだからチーズフォンデュを食べて行くといい、と言ってくれました。
 そこで、マダムと2人でさらに坂道をのぼってレストランへ。途中、豚も雪に埋もれてました。



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 本物のチーズフォンデュは、ワインがしっかり効いていました。もうお昼というよりおやつに近い時間だったので、お腹はペコペコでパンをおかわりしてまで食べ続けたのでした。


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 そして、電車に乗る前に駅の前に会った地元のパン屋さんで、お土産にと、マダムがこの地方の伝統的なお菓子を買ってくれました。

 

 思いがけずスイスの田舎でのんびり過ごした一日でした。
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by emioohara | 2007-02-21 19:58 | un jour
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 このところずっと、いつも使う道が工事中。それでも通れていたのに、全面通行止めの日がありました。
 仕方なく、他の道をとおったら、いろんなお家の庭先で梅がほぼ満開。ということは、梅が丘の羽根木公園もきっと良い頃だろうと、昨日行ってみました。

 羽根木公園といえば梅、そして『冷静と情熱のあいだ』。文字で読んだところを実際に目の当たりにできるというのは、じわじわと感慨深い。

 初めて来たのは、何年か前。桜はいろんなところで見れるけれど、たくさんの梅を一度に、そして桜よりも一足早く花が楽しめるのを見逃したくはないと、ある朝普段の出勤より早くでかけて梅が丘へ立ち寄り、一人堪能したのでした。
 まだ人の少ないなか、初めて一度に見る様々な色とりどりの梅の下は、梅の香りがたちこめていて、圧倒されたのでした。

 そのとき以来、春と言えば桜に始まり、八重桜、そして葉桜の頃のツツジやキキョウと思っていた私の基準に、梅という始まりが加わりました。

 さて、そう思いながら訪れた昨日は、残念ながら1分咲き。種類によっては5分咲きの梅もあり、そういう木には人が集まり、みんな上にカメラを向けて撮影していました。

 そんな中、公園の端っこの方でまだまだつぼみの多い木を、本格的な望遠レンズで至近距離から撮り続けているおじいさん。その、静かだけれど集中している姿に圧倒され、近づくことはできない。その光景を見ていると、おじいさんに見初められたまだつぼみをつけたばかりのしだれ梅が、急に美しく思えたのでした。

 私が印象的だったのはこの、花は白く萼の赤いこの梅。次は満開の頃に。

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by emioohara | 2007-02-20 12:17 | un jour
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 今日、図書館のパソコンでしばらく本を検索していたら、同じく隣で検索していた女の人から、探している本があるのだけどうまくいかないから教えてほしい、と声をかけられました。
 代わりに検索していると、その方は画面を見ているのではなく、覗き込むように私を見ている気がする。

 きっと、平日のお昼、背負っているリュックから判断したのでしょう。 突然、

「学生?」と聞かれたので、

「いえ」と答えたら、次の質問は、

「じゃあ大人?」

・・・社会人?とか働いてるの?ではなく。

 あまりそんなふうに聞かれることがないから、すぐに言葉が出てこず、頷いただけ。そうしたら、今度は仕事中だと思われたらしく、

「ごめんなさいね、仕事中に。」

 いえ、暇なんです、とか時間はたっぷりあるんです、とか答えたかったけど静まり返った館内のカウンターの前では、会話を続けることなんてできるわけはなく。

 大人に大人って聞かれるのは不思議。それは、私のことを体の大きい友達だと思ってくれている3歳のうぅに、「えみちゃんもちっちゃかったことがあったの?」とガリバーに聞くように言われた時と同じ感覚。

 澄んだ質問っていい。

 この小さな手は、いつも自由でおもしろい発想をするのに、ゴムを色ごとに指にはめる几帳面さを持ちあわせているうぅのもの。

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by emioohara | 2007-02-16 22:30 | un jour
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 今日は用事があって渋谷に行ったので、朝ごはん用のパンを買って帰りました。行く時から決めていたのは、アンデルセンのエピ。麦の穂のかたちの大きなバゲット。

 ご飯はお茶碗1杯もいらないけど、バゲットは切らずにそのまま持っていると一本食べきってしまう。
 高校生の時も、朝家族みんなで食べるようにバゲットでフレンチトーストを作ったのに、気がつけばほとんど一人で食べていた。なのにお昼はちゃんとお腹がすいた。

 このエピもお店でスライスしてもらおうと思ったけど、家に帰って自分で好きな幅に切り分けました。ちょっと分厚く。

 これも切らないと、一度で食べれるかも。

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by emioohara | 2007-02-15 23:59 | tabemono
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 住んでいたパリのアパルトマンは18区でモンマルトルの近く。
 
ある日、一緒に住んでいた友達とサクレ クール寺院の方へ散歩していた時、この壁を抜けだそうとしている大きな像のある広場は、たくさんの観光客でにぎやか。
 イタリア人らしきグループの人達も嬉しそうにみんなで、一人ずつ、と入れ替わり立ち替わり写真を撮っています。
 「壁抜け男」という名前だけを知り、なぜ有名なのか全く知らずにつられてとりあえず写真を撮ったのでした。

 そして、先日図書館に行ったときにふと目にとまったのはマルセル エイメ著『壁抜け男』。マルセル エイメは一度も読んだことがない。
 短編ですぐ読み終わり、やっと意味が分かった。そしてあの広場はマルセル エイメ広場だったことも。もっと驚いたのは、あれを彫ったのはジャン マレーだったということ。

 映画に詳しくはないけれど、ジャン マレーは学生のときに見たジャン コクトーの「美女と野獣」と「オルフェ」で強く印象に残っているのです。

 この短編集は読みかけだけど、今のところどれも不思議な雰囲気があって大人向けの空想的な作品で読んでいて楽しい。

 マルセル エイメの作品は全て舞台がモンマルトルだそう。出てくる通りの名前や風景も懐かしい。

 次にパリに行くときには、サクレ クールには絶対に行こうと思ってたけれど、やっぱりモンマルトルで過ごす時間をたっぷりつくろう。

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by emioohara | 2007-02-14 23:44 | hon
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 パリで友達の家に遊びに行った時のこと。道路沿いにあるアパルトマンは、まず暗証番号を押して大きくて重たいドアを抜けると、いくつかの建物に囲まれた中庭に出るのです。

 初めて行くこのアパルトマンの中庭に入ったとたん、不思議と感じた懐かしさ。それは八つ手があったから。
 実家の玄関にもあったし、八つ手は日本、と思っていたからこの自然とあるのが違和感を感じたのです。

 フランスにも日本の物があることは別に驚くことではないけれど、意外な場所に自然にあったので、友達の住む建物の目の前に居るのに、次の入り口の暗証番号を押さずしばらく眺めていたのでした。

 久しぶりに見ると、八つ手の後ろの窓も障子に見える。

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by emioohara | 2007-02-12 23:04 | un jour
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 パリの蚤の市と言えば、クリニャンクールやヴァンヴが定番ですが、他にもいろんな種類があって、常設でないものもあります。プロの人達ばかりでお金を払わないと入れないところや、近所の人達がいらない物をうってるところなどさまざま。

 フランスに居たときには、できるだけいろんな蚤の市やフリーマーケットに行きました。とある日行った、パリの端っこにある屋外競技場で行われた蚤の市。
 競技場の周りをぐるりと一周お店だらけ。まあるいので、どこから始めたのか覚えておかないと、品物を見ながら歩いていると、帰る道を迷いそうでした。

 みんな好きなときに来てじっくりゆっくり過ごすのだから、いろんな屋台も出ています。バゲットのサンドイッチや、アラブのお菓子を売ってるところもあったけど、気になったのは色とりどりの野菜と肉をじゅうじゅうと焼いていたこのお店。おじさんのお腹の膨らみようも見事。

 食べなかったけど、写真を撮らせてとお願いすると、真面目に仕事してる風にポーズをとってくれたのでした。

 ひとりで行くことが多かったので、しっかりしたごはんを食べることはなかったけれど、思い返せば見たことないお菓子とかパンとか売ってるお店がある時は、迷わず買っていました。

 宝探しに行ってたけど、知らず知らず食べ物も探しもしていたようで、食べ物で思い出す場所が多い。
 郊外のセーヌ河沿いであった大規模な蚤の市の入り口にあったパン屋は、どうやってもって帰るんだろう?何人で食べるんだろう?っていうくらい大きなまあるいパンが売られていたのが印象的。

 日本でもそうだけど、屋台にはいつも惹きつけられる。

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by emioohara | 2007-02-10 23:53 | tabemono