<   2008年 03月 ( 1 )   > この月の画像一覧

d0078841_21285374.jpg

 本と言えば、図書館と本屋。

 図書館で本を選ぶ時、ついつい気に入っているコーナーから見始め、好きな作家やカテゴリーから集めてまわっていると、気がつけばそれだけで貸し出し冊数に達してしまい、新しい分野の本を借りる余裕のなくなることが多い。
 それを回避するために、普段見ないコーナーから見始めたり、作家名をあいうえお順に借りたり、と工夫をして新たなお気に入りを見つけています。

 借りることのできる場所が決まっている図書館と違って、本屋はどこに行っても自由。それぞれ特徴があるので、行く本屋が違うだけで眼につくものが変わり、それだけでも新鮮で面白い。

 でも、もっと自分のなかで幅を広げたい時、思わず買うのは「本特集」の雑誌たち。
いろんな人が薦める本や作家自身が登場していて、本を探すのが本当の目的だけれど、それより前なのに、こういう特集を読むこと自体がわくわくしてくる。

 まず、そこに写っている本の様々なそれぞれの装丁を眺めているのが楽しい。それから、もちろんそこに載っている書評。みんないろんな本を読んでいる。自分の気に入っている人が勧めている本はもちろん気になる。

 何人かの人が同じ数だけお気に入りの書評を載せていても、なぜか一人の人の薦める本がどれも気になることがあり、ひいてはその人が気になってくる。

 そうやって、本格的にこの中から本を選ぶ前に、しばらくは私にとっての「参考書」であるこのような雑誌を楽しみます。



d0078841_2129418.jpg

 そんな中で、気になっていた本の一つジュンパ ラヒリ著『その名にちなんで』。
「ゴーゴリ」と名付けられた少年の物語。まさに「小説」な雰囲気。学生の頃にたくさん読んだ「文学作品」が今に蘇った感覚で、懐かしいような、新鮮なような。デビュー作の短編小説『停電の夜に』も読んでみたい。

 「参考書」が無ければきっと手に取ることも知ることもなかった作品。お陰で嬉しい発見ができたし、新しい世界がまた一つ増えました。
 そしてまたゴーゴリの作品をはじめとする、日本、海外を問わずいわゆる「文学作品」が読みたくなっています。



[PR]
by emioohara | 2008-03-23 22:55 | hon