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 フランスに注文した商品が届いた。スポーツ用品だったし、会社から送られてくるのだから、きっといつも他から送られてくる商品同様、インボイスのついたシンプルな箱が届くものとばかり思っていた。

 けれど、今回は素敵な切手がたくさん。郵便の、大切なのはその中身だけれど、でもやっぱり切手の絵柄も楽しみの一つ。まるで知り合いから送られてきた荷物のようで、嬉しくなった。初めて注文したところで、どんな会社なのか全く知らない。もしかするととってもこじんまりとしているのかも。発送担当の人によってやり方は違うのかもしれない。急に親しみが湧いた。
 しばらく他にこの会社に注文する予定はないのだけれど、こんな風に送ってもらえるのならば、なにかまた注文してみたくなる。

 そして手書きの宛名も気に入った。さらさらと書き上げているのだけれど、私の好きな書体。そして自分には書けないスタイル。これをポストに貼りたい、と思いついたので、実行してないけど保存中。



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by emioohara | 2012-07-13 17:43 | un jour
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  ここに来てから、毎年何かしらふとやりたいことを思いつく。それが去年そしておととしは語学だったけれど、今年は裁縫。
 もう小学校も半分の姪っ子が産まれたときに、何か作りたいと強く思って専門店で詳しく説明を聞いて選んだにも関わらず、一度も箱からも出さないまま何年も過ぎてしまい実家へ譲ったミシン。今度こそはと連休に持ち帰ってきた。

 とはいえ、初心者の上に不器用。そこでまずはとっても丁寧な裁縫の基礎の本を買って勉強。ミシン以外の裁縫道具も本をもとに一から揃える始末。
 そして見つけた作りたいいくつかのパターンに、それぞれ思いついた素材や色の組み合わせ。頭の中で描いているものを、少しずつでもかたちにしてみたいというわくわくした気持ちでいっぱいなのに、生地を揃えるところで立ち止まる。それは、イメージ通りの素材感や色が見つからないこと、そして柄物選びの難しさから。

 なんとなく、リネンにしようと思っていたけれど、探している色や厚さのものが見つからない。そして柄もただ生地として眺めるのと、実際に自分に当ててみたのでは全く印象が違う。何年も前に友達とスカートを作ろうと生地屋へ行き、2人とも選びきれずお昼をはさんでまで同じコーナーで何時間も悩んだ。その時、ほんの小さな生地見本だけで、次々と素敵なデザインを思いつくデザイナーの人たちのことを改めて尊敬したことを思い出した。

 ここに住み始めてから、洋服を買うことが珍しいこととなった。それは、実際に見ることも着ることもできないから。引っ越してきて間もなくは、インターネットのおかげでこれまでと変わらず洋服を買い続けるのだろうと漠然と思っていた。けれど、何着かそうやって購入してみると、どうしても実際に見て確かめたいことが出てきた。それは生地の厚さ。
 これまで何着も持っているブランドは、だいたい雰囲気が分かるのだけれど、あまり手にしたことのないブランドのものは、届いてみて初めて、自分の思っていた素材感とは違うことを経験。そんなこともあって、ならば自分の気に入った生地で作ってみようと思ったのに、足を運べる範囲の生地屋に思うような生地が見当たらない。インターネットではいろんな生地屋があるけれど、実際に確かめることができないのは結局洋服と同じことだと、やっと気づいた。

 それでもどうにか見つけることのできた生地で、作ってみたかったものの中からまずはそれぞれ違うかたちの3着のワンピース。色の組み合わせもそうだけれど、裁縫のおかげで持っているワンピースを何着も測り、自分が一番気に入る着丈にできたことが嬉しい。

 そしてもうひとつの発見は、ものすごく集中できる作業だということ。あっという間に時間が過ぎてしまう。おかげで裁縫に夢中になっている間は、読書の時間がすっかり減ってしまっていた。

 時間がかかってもきれいな縫製ではなくても自分の思い描くものが出来上がる楽しさを知り、作ってみたいパターンの載っている本を立て続けにいくつも集めた。けれど、どれもまだ生地がない。でも大きな生地屋のある街へ行ったときにいつでも選べるように、作りたいものに必要な生地の量をノートにまとめて準備は万端。

 それにしても、実際に作ってみて改めて洋服作りに関わる人たちのすばらしさを実感。

 
 
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by emioohara | 2012-07-03 16:57 | un jour