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 自分にとって一番しっくりくるのは、ふくらはぎまでと短くも、くしゅくしゅとするほど長くもない、ちょうどくるぶし丈のレギンス。そしてぎゅっと目の詰まった、透けることのないコットンのもの。

 小さい服をコーディネートするときにも、必要だと思うのはやっぱり同じもの。しっかりとしたネイビー具合に惹かれたこのレギンス。手に取ってみたら後ろに蝶ネクタイのようなきっちりとしたリボンがついていた。

 素材としてはカジュアルなものなのに、このリボンがあるだけでとたんにかっちりとしたものにみえる。ふくらはぎではなくて、足首にリボンというのも素敵。

 このきっちりとした印象を活かすために、オックスフォードのシャツや鹿の子編みのニットと合わせてきちんとしたコーディネートをしてみたい。

 夏のコーディネートを満喫しているところだけれど、重ね着の季節が来るのも楽しみ。




 
 
 
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 このあいだの冬は、ばりばりと固くて食べ応えのある塩せんべいがなぜだかどうしても必要で、一日にごはんと同じ回数くらい、毎日毎日食べていた。

 次のごはんの時間までのちょっとした埋め合わせのつもりだったけど、よく考えたらお米を食べているのも同じ。さすがにちょっと気がひけてきたころだったか、次に思いついたのがクラッカー。おせんべいよりもシンプルでヘルシーなイメージだったし、もそもそとしていて少ない枚数で満足しそうな気がしたから。

 これまでふだん食べることがなかったけど、いろんなところのクラッカーを食べてみると、それぞれ塩の濃さも食感も違う。いろいろ試すうちに、自分の好きなものが分かるようになってきた。
 一度に一袋と決めていても、まずはそのまま、それからチョコレートやチーズと一緒に、なんて組み合わせていたらあっという間になくなり、我慢しきれずもう一袋と手を伸ばすことも多い。そのせいで、今では常備品のひとつなのに思ったより食べ尽くしてしまう。

 ストックがなくなってしまったある日、どうしても食べたくて調べたら、自分でも作れることが分かった。それ以来、時々作るまでに。

 これほどたくさん食べているのなら、今度はパンを食べているのも同じこと。もしかしたら、おせんべいを食べていたときの方が少量だったのかもしれない。




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by emioohara | 2013-07-26 22:24 | tabemono
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  大人になっても、大人っぽい、という表現はいつまでも使う。そう言うときは、自分の基準からして、ということを無意識に思っているからだと思う。

 大人っぽい柄、大人なモチーフ、と感じるものの一つ、それがこの大きな花柄、そして静かな色使い。生地の状態で見ていたならば、全く選ばなかったと思う。
 ところが、大人な柄から小さな服が作られると、その意外な組み合わせがなんと新鮮で素敵になるのだろう、と驚いた。

 その昔、自分でスカートが作りたくなり、週末友達と一緒に大きな生地屋さんへ行ったことがある。一つのコーナーが2人とも気になり、素敵だと思った生地を手に取る。でも、それを自分に当ててみると、どうも雰囲気が違う。
 午前中では決められず、一度外でたっぷりお昼を食べ、また同じコーナーへ戻ったものの、また2人してとうとう夕方まで悩みに悩んだ。
 目で見て気になる生地が、洋服にしたときに必ずしも自分に似合うとは限らないということを知り、生地として好きな柄が必ずしも洋服になった時に自分がイメージする通りに似合わないことがある、ということを知った。

 デザイナーの方々は、展示会ごとに何十型ものデザインをおこし、そして小さな生地見本だけで型と生地、そして色の組み合わせを考えていく。たった一枚のスカートのために、それも実寸大の生地を手にしたのに半日かけてようやく決めた私は、それ以来改めてデザイナーのインスピレーションや想像力のすばらしさに感嘆するようになった。

 今まで気に留めていなかった生地なのに、急に気になるようになった。そこでもしも、この柄を自分の洋服に取り入れるとしたら、どんなアイテムや型だろう、と考えてみようとするけれどなかなか思い浮かばない。

 具体的には思いつかないものの、この小さなサロペットのように大人っぽい柄ということを忘れさせ、はっとする意外なかたちとなっていたら、思わず手に取ってしまいそう。


 

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 好きな甘さの出し方や現れ方、というのがあると思う。食べ物で言うと、あんこやあめ、肉じゃがやすきやきといったような、直接的に砂糖を感じる食べ物や甘い料理が苦手。チョコレートや焼き菓子に実はたっぷり砂糖が入っていたとしても、味覚としての砂糖が隠れているのならばどんどん手が伸びるのに。

 そして最近、洋服を選ぶときもそれが当てはまると思い当たった。甘い色に甘いディテールのアイテムは選ばないのに、対極にありそうなものが結びついていると、とても魅力的に映る。ベビーピンクなのにメンズライクなシルエットだとか、丸襟だけどネイビーだとか。

 小さい服を選ぶときも、やっぱり同じ視点が働く。そしてなんとなく、落ち着いた色にギャザーやフリルがついているほうがよりディテールが際立つ気がする。

 とはいってもなぜだかこれはおいしい、と思うあんこはあるし、ピンクでものすごくかわいらしいアイテムをパーティ用に選ぶ、ということはあるのだけれど。







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 どの季節でも、トップスでもアウターでも気になるドルマンスリーブ。ゆったりとしているのに、すっとして見える気がする。

 小さいサイズでも、やっぱり惹かれる。大人と同じようなシルエットを思い浮かべつつ、着てみるとどこかしっくりこない。
 洋服がまだ大きいこと、そしてただでさえゆったりなシルエット。ちょっと割烹着のよう・・・。

 今はまだ、この型の良さが出てこないし、活かされていない。もう少しして、ちょうど良くなったらまた着てみよう。

 





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 去年の秋、プレゼントで頂いたジュウ・ドゥ・ポゥムさんから出版された『フィンランドのガーデニング』。北欧のどの国にも行ってみたいけれど、この本を見てフィンランドがとてもとても気になるように。

 紹介されているどの家庭の庭も市民農園も共有の中庭も、本当にすばらしくて、うっとりとしてしまった。鮮やかな緑にカラフルなテキスタイル。自然に囲まれてご飯を食べたりお茶をする様子。こんな場所に住みたいのだ、とはっきりと分かった。

 とはいえ、今住んでいる場所も自然に囲まれている。隣の山の鹿や猿に出会うこともあるし、小さな星々までたくさん見え、朝から夜までいろんな鳥や虫の声が聞こえる。さながらキャンプの様だと思うこともある。

 でも、何か足りない。足りないと思っているのは何なのか、をこの本で自覚。
それは、地面も緑であふれ、大きな木のある庭。
 私は緑の手を持たず、借景が望ましいので、時々この隣の山に家があったならと思う。

 枕元に置いてあり、何度も何度も眺めては羨望。私にとっての写真集。








 

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by emioohara | 2013-07-10 23:04 | hon
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 このセットに思わず見とれてしまった。どうしてだったのだろう?と考えてみると、理由は二つ。

 一つは、この配色。やわらかなたまご色にさわやかなストライプ、そして鮮やかなグリーン。素敵な色の組み合わせ。

 二つ目は、きっちりとした型だけれどカジュアルな素材で作られているということ。

 もちろん、それぞれ別のアイテムと組み合わせることもできるし、そうしてもいるけれど、やっぱりこの3点のコーディネートがいちばん。





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 昔から、友達の家に遊びに行くとき、そこに小さな子供がいると分かっているときには、いつも折り紙を持って行く。数少ないレパートリーを折ったり、折り畳んで開けるのが楽しみな切り絵を作ったり。

 去年の春、けがをしてしばらく家でじっとしてなくてはならなかった男の子の居る家に遊びに行ったときも、同じことをした。そのときの簡単な切り絵が、彼にはとっても大きな印象として残ったそうで、数日後の卒園式で将来の夢はおりがみやさんになることだと言ったのだと、その家族が口々に教えてくれた。
 それで子供のように嬉しくなった私は、日本や北欧の切り絵の本をたくさん図書館で借りてきて、レパートリーを増やそうとしていた。

 ちょうどそうしているとき、ジュウ・ドゥ・ポゥムさんから出版された『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』。スイスの切り絵のような、物語のある素敵な作品。

 同じように作ってみたいけれど、まずこんなにきれいな色の紙がないからなぁと思いながら読んでいると、なんとまずは画用紙に絵の具で色を塗って色紙を作っているとのこと。ああそうか、そうすればいいのかと、とても初歩的なことにも気づかなかった上に、かえって新鮮にさえ感じる始末。

 ほかにも、木の枝や空き瓶にも色を塗っていて、それだけでもとても楽しい遊びにオブジェになる。絵の具がいろんなところで活躍しているのを眺めていると、急に絵の具が欲しくなった。

 切り絵もやってみたいけれど、まずは色紙を作るべく、薄くせずべったりと画用紙に絵の具で色を塗ってみたい。
 想像するだけでも、なぜか心が洗われる。どうしてなのかと思い浮かんだのは同級生の話。昔から書道をしていたという彼女は、無心になれるから、と一人暮らしのアパートで時々墨をすって習字をするのだと言っていた。
 真っ白な紙にマットな色合いの一色を塗るというのは、まるでそれと同じ感覚が味わえそうな気がする。

 いろんなものに自分の思う通りの色を塗ったり、染めたり。それを元に何かを作るための初めの作業だろうけれど、まずは色が大切。想像どおりの色が考えた通りの型となったら、ものすごく嬉しいだろうなぁ。

 なんでもないものに少し手を加えるだけで、それが遊び道具にもなるし、楽しい時間が過ごせたり、面白い空間を作ることができる。特別なものがなくても楽しめるということを、改めて思うことが出来たのはこの本のおかげ。








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by emioohara | 2013-07-05 16:43 | hon
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 洋服の仕事をしていたとき、展示会で並ぶ新作を自分用に予約するのに、シルエットが気に入ると色違いで揃えてしまう、ということがよくあった。優柔不断が働き、締め切りぎりぎりまで毎日電車の中でも歩きながらも、もしも一枚にするならどちらだろう?と考えても想像しても決められない。
 どちらにしてもこれまでのワードローブといろいろ組み合わせられるし、もっと楽しいコーディネートになる、と思い描いてしまう。きれいなシルエットのものが素敵な色々で作られているというのは、なんとも悩ましい。

 でもそれなりに考え抜いたからなのか、どちらかだけしか活躍しなかった、ということはない。とはいえ、いつもいつも同じようなコーディネートではあるのだろうけれど。





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 今回は色違いではなく、柄違い。かたちが気に入ったから、というのもあるけれど、これはそんなにどこにでも展開しているわけではないけれど、とっても使えると教えてもらったのが印象に残っていて気になっていたもの。
 
 寒い時期もとっても活躍したけれど、これからの暑い季節にもまた新しいコーディネートで楽しめそう。









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 書評を読んでいて気になった、イタロ カルヴィーノ。そこで紹介されていた本は別のもので、大きな図書館への予約が必要。その申し込みをしに図書館へ行ったら、全集でこの作品を見つけたので、まずはこの作品から。

 本を読むと、無意識にもその文字から立体的にその情景が思い浮かんだり、自分もその中に入っているようなことがある。けれど、写真や映像もなく、ただただ話に聞く、まだ見たことのない、そしてめくるめく幻想のさまざまな都市。

 どの国も個性的。でも、目で見ることなく、派遣使のフィルターを通して語られる街の特徴や様子。実際に訪れると良いのか、それとも彼の話を聞いて楽しむばかりが良いのか。

 まだ読み終わっていないのだけど、いつも本を読むときよりも、空想や想像をかき立てられる物語。









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by emioohara | 2013-07-02 14:43 | hon