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 しばらく”本を読む”ということを忘れた生活を送り、またやっと”読書”を思い出した去年の夏、いつもの本屋さんのお勧めからいくつか選び、どれから読もうと嬉しくなっていた矢先に、急にまた読む時間のない生活が始まった。

 なかなかまとめて読む時間が取れず、本当に少しずつのページを日々読んだ『火山のふもとで』。けれど、読み始めたときからこの本から静かで澄んだ空気が感じられ、いつまでも丁寧にじっくり読んでいたいと思ったので、少しずつしか読み進めることができなかった日々がちょうどよかったのかもしれない。

 もう今年の夏も見えてきたけれど、まだ読んでない本があるし、他にも気になる本がある。だからすぐとはいかないけど、いつかもう一度ゆっくり読み直したいと思う。







 

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by emioohara | 2014-05-17 14:31 | hon
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 去年の秋、プレゼントで頂いたジュウ・ドゥ・ポゥムさんから出版された『フィンランドのガーデニング』。北欧のどの国にも行ってみたいけれど、この本を見てフィンランドがとてもとても気になるように。

 紹介されているどの家庭の庭も市民農園も共有の中庭も、本当にすばらしくて、うっとりとしてしまった。鮮やかな緑にカラフルなテキスタイル。自然に囲まれてご飯を食べたりお茶をする様子。こんな場所に住みたいのだ、とはっきりと分かった。

 とはいえ、今住んでいる場所も自然に囲まれている。隣の山の鹿や猿に出会うこともあるし、小さな星々までたくさん見え、朝から夜までいろんな鳥や虫の声が聞こえる。さながらキャンプの様だと思うこともある。

 でも、何か足りない。足りないと思っているのは何なのか、をこの本で自覚。
それは、地面も緑であふれ、大きな木のある庭。
 私は緑の手を持たず、借景が望ましいので、時々この隣の山に家があったならと思う。

 枕元に置いてあり、何度も何度も眺めては羨望。私にとっての写真集。








 

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by emioohara | 2013-07-10 23:04 | hon
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 昔から、友達の家に遊びに行くとき、そこに小さな子供がいると分かっているときには、いつも折り紙を持って行く。数少ないレパートリーを折ったり、折り畳んで開けるのが楽しみな切り絵を作ったり。

 去年の春、けがをしてしばらく家でじっとしてなくてはならなかった男の子の居る家に遊びに行ったときも、同じことをした。そのときの簡単な切り絵が、彼にはとっても大きな印象として残ったそうで、数日後の卒園式で将来の夢はおりがみやさんになることだと言ったのだと、その家族が口々に教えてくれた。
 それで子供のように嬉しくなった私は、日本や北欧の切り絵の本をたくさん図書館で借りてきて、レパートリーを増やそうとしていた。

 ちょうどそうしているとき、ジュウ・ドゥ・ポゥムさんから出版された『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』。スイスの切り絵のような、物語のある素敵な作品。

 同じように作ってみたいけれど、まずこんなにきれいな色の紙がないからなぁと思いながら読んでいると、なんとまずは画用紙に絵の具で色を塗って色紙を作っているとのこと。ああそうか、そうすればいいのかと、とても初歩的なことにも気づかなかった上に、かえって新鮮にさえ感じる始末。

 ほかにも、木の枝や空き瓶にも色を塗っていて、それだけでもとても楽しい遊びにオブジェになる。絵の具がいろんなところで活躍しているのを眺めていると、急に絵の具が欲しくなった。

 切り絵もやってみたいけれど、まずは色紙を作るべく、薄くせずべったりと画用紙に絵の具で色を塗ってみたい。
 想像するだけでも、なぜか心が洗われる。どうしてなのかと思い浮かんだのは同級生の話。昔から書道をしていたという彼女は、無心になれるから、と一人暮らしのアパートで時々墨をすって習字をするのだと言っていた。
 真っ白な紙にマットな色合いの一色を塗るというのは、まるでそれと同じ感覚が味わえそうな気がする。

 いろんなものに自分の思う通りの色を塗ったり、染めたり。それを元に何かを作るための初めの作業だろうけれど、まずは色が大切。想像どおりの色が考えた通りの型となったら、ものすごく嬉しいだろうなぁ。

 なんでもないものに少し手を加えるだけで、それが遊び道具にもなるし、楽しい時間が過ごせたり、面白い空間を作ることができる。特別なものがなくても楽しめるということを、改めて思うことが出来たのはこの本のおかげ。








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by emioohara | 2013-07-05 16:43 | hon
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 書評を読んでいて気になった、イタロ カルヴィーノ。そこで紹介されていた本は別のもので、大きな図書館への予約が必要。その申し込みをしに図書館へ行ったら、全集でこの作品を見つけたので、まずはこの作品から。

 本を読むと、無意識にもその文字から立体的にその情景が思い浮かんだり、自分もその中に入っているようなことがある。けれど、写真や映像もなく、ただただ話に聞く、まだ見たことのない、そしてめくるめく幻想のさまざまな都市。

 どの国も個性的。でも、目で見ることなく、派遣使のフィルターを通して語られる街の特徴や様子。実際に訪れると良いのか、それとも彼の話を聞いて楽しむばかりが良いのか。

 まだ読み終わっていないのだけど、いつも本を読むときよりも、空想や想像をかき立てられる物語。









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by emioohara | 2013-07-02 14:43 | hon
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 久しぶりに読んだ大好きな米原万里さんの本。今回は『真昼の星空』。元は新聞の連載だったものだそうで、どれも2、3ページくらいだけれど、ぎゅっとまとまっていて問題提起もあって、はっと考えさせられる。

 そして、日本に住んでいて疑問に思うことも、それが日本独特なことだとも思わなかったようなことが、外国の文化と比べるととても不可思議にうつるのだということがいくつかあり、とても新鮮に感じた。自分では持ったことのない、持とうとしたこともなかった新しい視点。

 次は『真夜中の太陽』が気になる。







 
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by emioohara | 2013-06-24 18:38 | hon
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 イギリスに住む友達から届いた四季の絵本。それぞれの季節の情景が描かれている。文字はなく、本当に”絵本”。

 ただ眺めているだけでも楽しいけれど、物語を作ろうとすると、隅々まで観察するようになる。そうやってしっかりと見ると、一枚の絵にほんとうにいろんな場面が描かれていて、見るたびに新しい発見がある。なんだか、美術館の学芸員になったかのような気分。

 しばらく『春』を見ていたけれど、季節に合わせて『夏』の登場。春とはまた違った場面がたくさん。
女の子の水着もおしゃれだし、外での夕食風景も素敵。

 『秋』と『冬』は、手元にはあるけれど、その季節が来たら開こう、と楽しみをとっておくつもり。

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by emioohara | 2013-06-19 16:18 | hon
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 原稿の翻訳をさせていただいた17冊目の本『パリ おしゃれガールズ スタイル』が発売されました。

 パリのモード界で活躍しているクリエイターたちのアパルトマンは、広さや好きなテイストはそれぞれだけれど、どこもまるでショップや映画やドラマのセットのような空間。
 洋服もインテリアも新しいものと古いもの、高価なアイテムとチープなアイテム、シックなカラーとカラフルなものが、個性的で素敵に取り入れられています。
 ディスプレイや収納の仕方を見るだけでも興味深いけれど、それぞれの人がセレクトして出来上がったワードローブは新鮮で楽しい。

 色と色の組み合わせが好きな私は、自分のアイテムもカラフルだと思っていたけれど、この本に紹介されているクローゼットと比べると地味な気がして改めて自分のワードローブを確認。
 すると確かにカラフルな物もあるけれど、単色のものがほとんどでカラフルな柄物を持っていないことに気づきました。

 これまでになく、ほとんど洋服を買うことが無かったこの夏。せっかくなので、セールも雑誌も見ないようにして秋冬に辿り着こうとしていたのに、この本を見たらカラフルなワンピースを探しに出掛けたくなりました…。
 
 先週の帰省のパッキングで久しぶりに1週間分のコーディネートを計画。絞り込みに悩むけれど、組み合わせを考えるのは楽しい。これからどんなアイテムが気になったり、取り入れたりするのか分からない。けれど、きっと見慣れている自分のワードローブも他の人からすると新鮮なのだろうし、組み合わせ方も違うはず。
 そう考えると、ついついその時気に入っているいくつかのコーディネートだけになりがちだけれど、客観的に見直して、まだまだ続きそうな夏に久しぶりのアイテムや自分にとって新鮮な組み合わせを生み出してみよう、とこの本を見て思いついたところです。

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『Girls Fashion Style Paris』 (chez édition PAUMES) est en vente.

Dans ce livre, on présente les placard des parisiennes qui travaillent dans milieu de la mode.

Chacun son goût, mais tout le monde assortir des choses nouvelles à ceux de vieilles,
d'article de prix avec de chose pas chère, et mélange des couleurs avec goût.

En regardant ce livre, j'ai voulu réviser mon armoire, et réassortir mes vêtements!


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by emioohara | 2010-08-18 19:28 | hon
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 フランスで子どもから大人まで、みんなに親しまれている本『Le Petit Nicolas』。昨年50周年を迎えたこのシリーズはイラストも可愛らしく、主人公のニコラの家庭や同級生たちはみんな個性が溢れていて魅力的。いつの時代にもいる子どもたちが描かれていて、思わず吹き出してしまうことも。
 その実写版の映画が去年フランスで公開され、本と違わず面白いとのことだったのでDVDで見ました。

 実写版のキャラクターもみんな魅力的で、この映画だけみても十分楽しい。子どもたちの考えつくことはもちろん、ニコラの両親も見逃せません。

 日本語訳の本も児童書で出ていますが、嬉しいことにこの秋にこの映画も日本で公開されるとのこと。この映画だけでも楽しいけれど、1冊にいくつもの話が詰まっているので、少しずつ読んでそれぞれのキャラクターを知るともっと楽しくなるはず。

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J'ai vu le film de 『Le Petit Nicolas』 en DVD.

Comme ses livres, non seulement son histoire ,mais aussi les personnages étaient très intéressants et charmants!!

Heureusement, ce film va projeter en exclusivité cet automne au Japon!



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by emioohara | 2010-07-24 11:55 | DVD
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 6月に、原稿の翻訳をさせていただいた16冊目の本『ベルギーのファミリースタイル』が発売されました。

 数年前に用事があって一泊だけ訪れたブリュッセル。その時は本当に中心部だけを回ったので、こじんまりとしたイメージがありました。でもこの本でわかったことは、フランスに比べて中心地に近くても家が広いということ。
 天井が高く、窓も大きく開放的で、光あふれる空間がどのお家にも見て取れます。

 ベルギーのアーティストたちの家はどこもカラフルで遊び心で溢れているけれど、落ち着いていて柔らかな、温かい雰囲気が伝わってきます。

 ところでこの翻訳をしていたとき、私のまわりにはベルギーにまつわる人や話がたくさん集まっていました。そしてこの本が発売された日からまたベルギーに接することが。立て続くと急にベルギーが気になります。

  ちょうど先日から始まったツール ド フランスが今年はベルギーを通ったので、その町並みを思わず真剣に眺めて、楽しみました。

 本当は行けたなら…。


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『Belgium Family Style』 (chez édition PAUMES) est en vente.

Dans ce livre, on présente les familles d'artistes belge.

Il y a quelque ans, quand j'y suis passée seulement une nuit, parce que je ne restais qu'au centre, j'ai l'impression de la ville cosy et petite.
Mais par ce livre, j'ai compris que la maison belge est assez grande et spacieuse et lumineuse en endadrant.

Heureusement, par hazzare, cet année la Tour de France qui est passée en Belgique donc j'ai pu jouir la paysage!

Mais, si je pouvais y aller….


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by emioohara | 2010-07-09 11:52 | hon
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 原稿の翻訳をさせていただいた15冊目の本『パリのおうちアトリエ』。アーティストやクリエイターだけでなく、スタイリストやアートディレクターなど、さまざまな仕事に携わるパリジェンヌたちのアトリエ。

 どのアトリエもカラフルだけれど、よく見ると白い壁がほとんど。キャンバスにのる色のように、それぞれの作品や飾っているものを白い壁が邪魔することなく、より引き立てています。

 飾り方もインテリアもそれぞれですが、インスピレーションやイメージ作りのための写真はもちろんのことアトリエ、そして家全体に置いてある全ての物が、きっと何かを生み出すきっかけを作っているのだと思います。

 楽しく創作活動ができそうなアトリエを眺めていると、自分もわくわくしてきて何か作ってみたくなるし、嬉しい気分になります。

 
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『Bureaux à la Maison』(chez édition PAUMES) est en vente.

On présente 23 ateliers de parisiennnes.

Presque tous les ateliers qui choisissant les murs blanc, on relève des œuvres et objets.

En regardant ce livre, moi aussi, j'ai envie de créer quelque chose!




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by emioohara | 2010-05-13 12:06 | hon