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by emioohara
| 2014-10-14 00:17
| ごしょうかい
初めて見て気になったバター。日本のもので、発酵、そして有塩。試さずにはいられない。
しっかりと塩が分かっておいしい。気になるバターを見つけるたびに買っているけれど、どんなバターが好きなのか自分でもあまりよくわからないまま、有塩でも無塩でも発酵でもそうでなくても、どことなくおいしそう、と思ったものを選んでいた。
けれど、このバターを食べて初めて、私が一番好きなのは有塩の発酵バターだということに気がついた。無塩の発酵バターをバゲットにつけてたべるのが幸せ、という知り合いの人の言葉が忘れられず、やっぱり無塩も時々買うのだけれど、それはやっぱりおいしいバゲットがあってこそ。
今住んでいる周りには、無塩バターの合うおいしいバゲットやハードパンをいつでも揃えているパン屋さんがないので、やっぱり有塩の方が出番が多い。
しばらくはこのバターを定番にしたいけど、発酵バターのほわほわとしっかりと塩分を感じられる嬉しさでいつもより多く使っている気がするし、このバターをもっと味わいたいために、食べるパンの量もますます増えているのは気になるところ。
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by emioohara
| 2014-05-20 14:49
| tabemono
しばらく”本を読む”ということを忘れた生活を送り、またやっと”読書”を思い出した去年の夏、いつもの本屋さんのお勧めからいくつか選び、どれから読もうと嬉しくなっていた矢先に、急にまた読む時間のない生活が始まった。
なかなかまとめて読む時間が取れず、本当に少しずつのページを日々読んだ『火山のふもとで』。けれど、読み始めたときからこの本から静かで澄んだ空気が感じられ、いつまでも丁寧にじっくり読んでいたいと思ったので、少しずつしか読み進めることができなかった日々がちょうどよかったのかもしれない。
もう今年の夏も見えてきたけれど、まだ読んでない本があるし、他にも気になる本がある。だからすぐとはいかないけど、いつかもう一度ゆっくり読み直したいと思う。
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by emioohara
| 2014-05-17 14:31
| hon
小さなコーディネートに靴が加わるようになった。初めからきちんと革靴を履いた方が良い、と昔聞いたことがずっと気になっていた。
初めての一足は実際に合わせてサイズを確かめなければならないので、洋服のようにインターネットで選ぶ訳にはいかない。足を運べる範囲で気に入ったものがあったらいいなぁと思っていたら、嬉しいことにとても素敵な靴に出会うことができた。
たまたま通りかかった大人の靴売り場の一角の、小さなテーブルに飾り物のように並べてあった数足の靴。試してみると、履かせやすくハイカットでしっかりホールドされる。
洋服との組み合わせを考えて、白を。後ろからみると、ハイカットに赤いポイントの入ったスニーカーのようにもみえる。
小さな洋服の組み合わせも、靴が入るとますます楽しくなってきた。
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by emioohara
| 2014-03-25 22:44
| la combinaison
少しずつ暖かくなってきて、玄関先の砂利の上にもまたハーブや雑草がぐんぐんと育ち始めた。緑は大好きだけれど、緑の手は持っていないし、雑草と言われるものも緑としては美しいと思うので、困ることがなければできるだけそのままにしておきたい。その上、寒い間はますます気にしていなかった。
そうしたらこの間、ふと気になってみて見るといつもと違う雰囲気の植物。大根にみえる。もしかしたら裏の畑のおばあちゃんが植えてくれたのかもしれない。ちょうど畑に来たおばあちゃんに会った家族が聞いてみたところ、おばあちゃんもびっくり。どうやら畑に向かうときにカゴから種が落ちていた様子。正体は蕪で、これだけでなくここから畑へいく道すがらに、いくつも小さな蕪がいつのまにか育っていたのをおばあちゃんが見つけてくれたとのこと。
ちょうど食べ頃だったいくつかの蕪。せっかくなので葉っぱも全部その日の夕食に。楽しい発見だった。
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by emioohara
| 2014-03-21 22:27
| un jour