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インク

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 少し前からふとしたきっかけで興味を持ち始めた万年筆。思い起こせば中学校の入学祝いやペン感覚で購入できる価格の万年筆を手にしたことはあったけれど、大人になってから本格的に気になったのは今回が初めて。
 もともと大好きな文房具。急にいろいろ知りたくなって、インターネットで調べたり、図書館で万年筆にまつわる本を借りてきたり。

 そうして短期間に手元に集まった3本の万年筆。そのうちの2本はブルーインクで細字と中字。中字のもう一本はさてどんな色を入れようかと、迷いつつ伊東屋へ。

 インクコーナーに辿り着くと、ドイツのインクメーカーヤンセンの「DE ATRAMENTIS」という、様々な作家や芸術家たちの名前のつけられた手作りインクに目を奪われました。
 好きな作家のインクにしようかと思ったけれど、サンプルの色をじっくり眺めているうちに一番気に入ったのが、このアンデルセンの名の付けられたインク。

 書いたときには深緑のような色だけど、乾くとブルーグリーンになり、他の2本のブルーインクとはまたひと味違う雰囲気。

 万年筆もインクも奥深く、知るほどにいろいろ欲しくなる。けれども万年筆の一番の手入れは毎日使うこと、とのこと。
 そうなると、本数が増えたとしたら毎日全てを使い続けるのは大変なので安易に増やすわけにはいきません。
 
 ただ、どうしても気になる万年筆があるので、今その一本だけは増やそうかと考え中。


by emioohara | 2009-03-20 23:02 | 文房具